資格試験を突破する秘訣は、試験に出る所だけを勉強する。テキストや問題集を、そのまま全て学習する必要はありません。要点だけを的確に覚えて、テストに臨む事が求められます。 現在私は高校の社会科の教師として働いています。自身のスキルアップの為に、世界遺産学検定に挑戦する事を決めました。仕事がら、学習内容の要点を抜き出して、まとめる事を得意としております。自身が合格の為にまとめた資料をアップしていこうと考えています。
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シリアル・ノミネーションとトランスバウンダリーとは?世界遺産に登録されるテクニック
世界遺産に登録されるには、その価値を認めてもらわなければならない。
世界遺産に登録をする時に1つの建造物ではアピールが弱いので世界遺産化が難しい。
1つの建造物で世界遺産化が難しい時の裏技が存在している。
その方法が
↓
何個かまとめて世界遺産に登録を申請する。
これが
↓
シリアル・ノミネーションで、それが、他国にまたがっている場合がトランスバウンダリーである。
近年、このシリアル・ノミネーションで世界遺産化を目指す事例が多く発生している。
もちろん、何もつながりがない建築物ではなく、地域的、宗教、文化などの共通点が必要になる。
日本でもこのシリアル・ノミネーションが多く、例えば紀伊山地の霊場と参詣道がある。
紀伊山地一帯の山、神社、寺、道などが世界遺産に登録。
紀伊山地の場合は、日本の宗教文化の歴史というまとまりで登録されている。
良い点とて、文化財や自然の単発の価値だけを評価するのではなく、そのつながりも評価の対象になった事で、より世界遺産の価値に深みが出た事である。
問題点として、正直その基準が訳分からなくなってしまう事である。
世界遺産検定公式過去問題集3・4級(2017年度版) [ 世界遺産検定事務局 ] |