資格試験を突破する秘訣は、試験に出る所だけを勉強する。テキストや問題集を、そのまま全て学習する必要はありません。要点だけを的確に覚えて、テストに臨む事が求められます。 現在私は高校の社会科の教師として働いています。自身のスキルアップの為に、世界遺産学検定に挑戦する事を決めました。仕事がら、学習内容の要点を抜き出して、まとめる事を得意としております。自身が合格の為にまとめた資料をアップしていこうと考えています。
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行ってはいけない世界遺産 [ 花霞和彦 ] |
雲岡の石窟(うんこうのせっくつ)!石でつくられた仏像の数々
北魏時代に花開いた仏教美術を伝える石窟寺院
│ 世界遺産学検定対策
基本情報
国→中華人民共和国
場所→中国山西省の「雲岡石窟」(うんこうせっくつ)
遺産区分→文化遺産
登録年→2001年
登録基準→ⅰ. ⅱ .ⅲ. ⅳ
分類→仏教
雲岡石窟(うんこうせっくつ)
○断崖(だんがい)に刻まれた252の石窟と5万1000体あまりの仏像群
○中国における初期仏教芸術の傑作。
○敦煌(とんこう)の莫高窟(ばっこうくつ)、龍門石窟とともに中国3大石窟の1つに数えられる。
歴史
452年に即位した北魏の文成帝が、自身を含む皇帝の姿を模してつくらせた。
その後、洛陽に都を遷都したことで、雲岡の石窟は忘れられた存在となった。
1902年に日本人建築家の伊東忠太が石窟を発見し、世界に紹介した。
重要語句
北魏(ほくぎ)→中国北方の鮮卑が396年に建国、439年に華北を統一した。南北朝時代の最初の北朝。
伊東忠太→1867年~1954年。建築家、日本建築史研究家。法隆寺が日本最古の寺院建築である事を学問的に証明。雲崗の石窟を世界にはじめて紹介。
石窟(せっくつ)→岩山や岩場に人為的に掘削した人工空間