資格試験を突破する秘訣は、試験に出る所だけを勉強する。テキストや問題集を、そのまま全て学習する必要はありません。要点だけを的確に覚えて、テストに臨む事が求められます。 現在私は高校の社会科の教師として働いています。自身のスキルアップの為に、世界遺産学検定に挑戦する事を決めました。仕事がら、学習内容の要点を抜き出して、まとめる事を得意としております。自身が合格の為にまとめた資料をアップしていこうと考えています。
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TBS世界遺産ベスト101 (JTBのmook) |
ガーナのベナン湾沿いの城塞群!奴隷たちの悲しい歴史の場所-人権尊重必見
ヨーロッパ諸国が支配権を争った黄金海岸
│ 世界遺産学検定対策
基本情報
国→ガーナ共和国
地域→ベナン湾沿い
登録年→1979年
登録基準→ⅵ
遺産区分→文化遺産
種類→負の遺産
分類→未来への教訓
ガーナのベナン湾沿いの城塞群
○黄金海岸(ゴールドコースト)→ガーナは世界でも有名な金の産地。
○ガーナをめぐり、ヨーロッパ諸国による激しい争奪戦が繰り広げられた。
○ガーナのベナン湾沿いには、15世紀から18世紀にヨーロッパ諸国が築いた城塞群が点在している。
○城塞内には奴隷交易所、監獄、象牙、真鍮、香辛料の交易所が残る。
語句
奴隷交易所→アフリカ大陸の黒人がヨーロッパの白人によって、商品としてアメリカ大陸に売られていた。
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オルホン渓谷の文化的景観!遊牧民の歴史や文化をみることができる
遊牧民の暮らしを今に伝える景観
│ 世界遺産学検定
基本情報
国→モンゴル
場所→モンゴル高原のオルホン川流域
登録年→2004年
登録基準→ⅰ. ⅲ. ⅳ
遺産区分→文化遺産
種類→文化的景観
分類→文化の多様性
オルホン渓谷(けいこく)の文化的景観
モンゴル高原を流れるオルホン川流域には、遊牧民が残した多数の遺跡が点在している。
自然と調和した遊牧民特有の文化を今に伝えている。
遺跡
・突厥(とつけつ)の遺跡
・ウイグル王国の都カラ・バルガスン遺跡
・チンギス・ハンがたてたモンゴル帝国の首都カラコルムの遺跡
大発見
オルホン碑文→8世紀建立のホショー・ツァイダム遺跡から発見。現存する最古のトルコ系民族の文字資料として貴重。
語句
渓谷(けいこく)→山にはさまれた川のある所
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イスタンブル歴史地区!歴史の表舞台に出てくる街-歴史好き必見
東ローマ帝国、オスマン帝国などの首都が置かれた有名な都市
│ 世界遺産学検定対策
基本情報
国→トルコ共和国
都市→イスタンブル
登録年→1985年
登録基準→ⅰ. ⅱ. ⅲ. ⅳ
遺産区分→文化遺産
種類→歴史地区と旧市街
イスタンブル
トルコ北西部の大都市イスタンブルは、ヨーロッパとアジアの交差点に位置し、東西貿易で栄えた。
ビザンティオン、コンスタンティノープル、イスタンブルと名を変えながら発展を続けた。
東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の時代はコンスタンティノープルと呼ばれ、長きに渡り首都として繁栄した。
東ローマ帝国はトルコに滅ぼされたが、その後もトルコの中心地として機能した。
オスマン帝国の時代には、首都して、東西貿易の中継地として栄えた。
旧市街には、東西貿易の交差点として繁栄した歴史を物語る建造物が数多く残る。
重要建築物
アヤ・ソフィア→キリスト教の大聖堂からモスクに改築された。
トプカプ宮殿→オスマン帝国の繁栄を伝える。
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イエス生誕の地:ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路!キリスト教徒必見
イエスが生まれたとされる聖地
│ 世界遺産学検定対策
基本情報
国→パレスチナ自治政府
登録年→2012年
登録基準→ⅳ. ⅵ
遺産→文化遺産
種類→キリスト教(カトリック、プロテスタント)
区分→危機遺産
聖誕教会→イエスが生まれたとされる場所に建てられた教会
歴史
339年にイエスが生まれた洞穴の上に教会が建てられた。
6世紀に焼失し、その後再建された。
緊急的登録推薦→建物破損による緊急の保護が必要という理由で、正規の登録基準をふまない方法で世界遺産に登録され、同時に危機リストにも登録された。
世界遺産検定公式過去問題集1・2級(2017年度版) [ 世界遺産検定事務局 ] |
パリのセーヌ河岸!行ってみたい都市‐河畔に広がる2000年の歴史都市
│ 世界遺産学検定対策
場所
国→フランス
地域→セーヌ川流域の一部
対象建造物
シャイヨー宮 エッフェル塔 グラン・パレ アンヴァリッド
オルセー美術館 ルーヴル美術館 サント・シャペル ノートル・ダム大聖堂
内容
登録年→1991年
登録基準→ⅰ、 ⅱ、 ⅳ
遺産区分→文化遺産
種類→都市計画
歴史
パリは6世紀初頭フランク王国のメロヴィング朝や10世紀末カペー朝の首都になった。
パリ大学が築かれ、神学研究の拠点となった。
1345年に完成したノートル・ダム大聖堂は初期ゴシック様式の代表として有名である。
17世紀にルイ14世がヴェルサイユに本拠を移したが、フランス革命が勃発するとパリは政治の中心になった。その後も、パリは政治や文化の中心であり続けた。
ジョルジュ・オスマン→セーヌ県知事
19世紀後半の第2帝政下で、ジョルジュ・オスマンが中心となって、都市改造が実施された。
凱旋門が立つエトワール広場を拠点として、放射状に延びる12本の道路が設けられ、現在のパリの景観が出来上がった。