資格試験を突破する秘訣は、試験に出る所だけを勉強する。テキストや問題集を、そのまま全て学習する必要はありません。要点だけを的確に覚えて、テストに臨む事が求められます。 現在私は高校の社会科の教師として働いています。自身のスキルアップの為に、世界遺産学検定に挑戦する事を決めました。仕事がら、学習内容の要点を抜き出して、まとめる事を得意としております。自身が合格の為にまとめた資料をアップしていこうと考えています。
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きほんを学ぶ世界遺産100 [ 世界遺産検定事務局 ] |
ピレネー山脈のペルデュ山!大自然と生活文化を知ることが出来る貴重な場所
フランスとスペインの古き良き時代が分かる
基本情報
国→フランス、スペイン
場所→ピレネー山脈
遺産区分→複合遺産
複合遺産→文化遺産と自然遺産の両方で価値が認められている。
ピレネー山脈のペルデュ山とその大自然
ピレネー山脈はスペインとフランスの国境沿いの山々である。
ぺルデュ山はピレネー山脈の中央に位置する山で、この山を中心としてピレネー山脈が形成されている。
自然豊かなピレネー山脈では、ピレネーグマなど希少な野生動物が生息している。
ピレネー山脈の文化的な価値
スペインとフランスの国境沿いのピレネー山脈では農牧畜が現在でもおこなわれ、生活文化を知る上で重要な財産となっている。
フランスやスペインの古き良き時代の様子を見る事ができる。
世界遺産検定公式過去問題集3・4級(2017年度版) [ 世界遺産検定事務局 ] |
マドリードのエル・エスコリアール修道院と王立施設!3級以上受験者必見
スペイン絶頂期を象徴する王家の修道院
| 世界遺産学検定対策
基本情報
国→スペイン
場所→マドリード郊外
登録年→1984年
登録基準→ⅰ. ⅱ. ⅵ
遺産区分→文化遺産
エル・エスコリアール修道院の建設
1557年8月10日フランスに勝利したスペイン国王フェリペ2世は、この日が聖ラウレンティウス(ロレンソ)が殉教した日で、加護に感謝して、父カルロス一世の霊廟も兼ねた修道院を建設。
王立の複合施設→王宮、霊廟、神学校、図書館などを併設
フェリペ2世→1527〜1598年、スペイン国王、後にポルトガル国王も兼ねる。スペイン黄金時代を築き上げ、絶対王政の象徴的人物である。
世界遺産珠玉の80選 [ 富井義夫 ] |
メテオラの修道院群!‐なぜ断崖絶壁に建物が?想像力をかきたてられる世界遺産
岩山の上に築かれた「中空に浮く」修道院
│ 世界遺産学検定対策
基本情報
国→ギリシャ共和国
遺産区分→複合遺産
登録年→1988年
登録基準→ⅰ. ⅱ. ⅳ. ⅴ. ⅶ
分類→キリスト教(正教会、東方諸教会)
メテオラ修道院群
ギリシャ語で中空に浮くという意味のメテオラ、尖塔状(せんとうじょう)の岩塊(がんかい)が林立し、その頂上に修道院が築かれている。
歴史
11世紀、ギリシア正教の修道士がメテオラ付近に移住。
14世紀頃から修行の為に、山頂に修道院を築いた。
後期ビザンツ様式の修道院にはクレタ様式のフレスコ画やイコンが残っている。
現在でも活動している修道院がある。
重要語句
メタモルフォシス修道院→聖アタナシオスによって築かれたメテオラ最大の修道院
クレタ様式→クレタ島で栄えた、自然主義的、動的表現を基調とした美術様式。
イコン→聖母マリアやイエス・キリスト、聖人を描いた、信仰の対象になる聖画像。
世界遺産検定公式過去問題集1・2級(2017年度版) [ 世界遺産検定事務局 ] |
パリのセーヌ河岸!行ってみたい都市‐河畔に広がる2000年の歴史都市
│ 世界遺産学検定対策
場所
国→フランス
地域→セーヌ川流域の一部
対象建造物
シャイヨー宮 エッフェル塔 グラン・パレ アンヴァリッド
オルセー美術館 ルーヴル美術館 サント・シャペル ノートル・ダム大聖堂
内容
登録年→1991年
登録基準→ⅰ、 ⅱ、 ⅳ
遺産区分→文化遺産
種類→都市計画
歴史
パリは6世紀初頭フランク王国のメロヴィング朝や10世紀末カペー朝の首都になった。
パリ大学が築かれ、神学研究の拠点となった。
1345年に完成したノートル・ダム大聖堂は初期ゴシック様式の代表として有名である。
17世紀にルイ14世がヴェルサイユに本拠を移したが、フランス革命が勃発するとパリは政治の中心になった。その後も、パリは政治や文化の中心であり続けた。
ジョルジュ・オスマン→セーヌ県知事
19世紀後半の第2帝政下で、ジョルジュ・オスマンが中心となって、都市改造が実施された。
凱旋門が立つエトワール広場を拠点として、放射状に延びる12本の道路が設けられ、現在のパリの景観が出来上がった。
くわしく学ぶ世界遺産300第2版 [ 世界遺産検定事務局 ] |
シエナの歴史地区!中世ヨーロッパの街並みが残る都市‐旅好き必見
フィレンツェとライバルの自治都市
│ 世界遺産学検定対策
場所
国→イタリア
地域→シエナ
内容
登録年→1995年
登録基準→ⅰ、 ⅱ、 ⅳ
遺産区分→文化遺産
分類→歴史地区と旧市街
価値
シエナはフィレンツェと競い合った自治都市として発展した。
中世の歴史的建造物がほぼ当時のまま残っている
ドゥオーモ(大聖堂)→シエナの代表的な建造物、9世紀に創建された古い聖堂の遺構(いこう)の上に立っている。
カンポ広場→世界で最も美しい広場と称賛され、マンジャの塔をもつゴシック様式の美しい市庁舎などが立ち並ぶ
歴史
シエナでは、12世紀に政治組織(コムーネ)が成立し、自治都市として発展した。
シエナはフィレンツェと商業利権や領地などをめぐってたびたび衝突した。
14世紀半ばに起こったペストの大流行でシエナは、最盛期に約10万人だった人口が3万5000人激減し、急速に衰退してフィレンツェに併合された。
重要語句
遺構→昔の遺跡の残存物
コムーネ→12世紀の市民による政治組織